- 妊娠中も工夫次第~職場全体で取り組みを~
妊娠中も今までと同じように働かなければいけないと考える必要はありません。 「できること」を無理のない範囲で行いましょう。工夫次第で、無理をせず働き続けることができます。
実際の現場ではどのような対応がとられているのでしょうか。ここでは、事業主、女性労働者それぞれの視点から、対応例をご紹介します。
- 事業主は…
- 女性労働者は…
- 女性労働者本人の希望を尊重し、「できること」を無理のない範囲で行えるよう、柔軟に対応しましょう。
- 妊娠しても今までと同じような働きをしなければと無理をする必要はありません。必要以上に我慢せず、負担のかかる業務は周囲にお願いしてみましょう。周囲のサポートには、感謝の念を忘れないようにしましょう。
- 労務管理上の対応例
- 作業面での対応例
労務管理上の対応例
- 勤務体制等
- ●労働時間の短縮を行う。
- ●早番、遅番の免除、通勤緩和など勤務時間帯を配慮する。
- ●長期の連続勤務にならないよう勤務日の間隔を配慮する。
- ●事前に妊婦健診の日程を聞いておき、シフトを組む際に休みやすいよう配慮する。
- ●休憩時間、休憩回数、通院休暇などを配慮する。
- ●着物を二部式(帯なし)に変更するなどマタニティ用制服を支給する。
- 人員配置等
- ●普段からフロントと客室を兼務する担当制をとり、妊娠した場合でも担当内で業務配分を調整できるようにする。
- ●比較的身体的負担の少ない部署への配置転換を行う(事務、売店等)。
- ●研修体系の工夫によりマルチタスクで複数業務担当ができる人材を養成する。
- ●妊娠中にPC研修を受講するなど、担当業務以外のスキルも習得できるようにする。
作業面での対応例
- ●お客様へのご挨拶や宴会時のお声掛けなどは行うが、重い物は運ばないようにする。
- ●ペアを組み、負担の少ない作業を担当する。
- ●フロントカウンター越しに接客すると、前屈みの体勢になりカウンターにお腹がつかえてしまう場合、カウンターから出てロビー等でお客様に対応する。
- ●フロントカウンターに椅子を設置し、お客様がいない場合は椅子に座っているようにする。
- ●PC作業、予約等の電話対応、会計帳簿の記入などデスクワークを行う。
- ●箸の袋詰め、DM折り込み、料理の飾り乗せなどの軽作業を行う。
- ●接客がない時間帯に休憩を入れながら業務を行う。
感謝の気持ちを忘れずに 職場のみんなに「ありがとう」
- ※「してもらって当たり前」と思わず、助けてもらった時は必ず感謝の気持ちを伝えています。
- ※復帰した今は、助けてくれた恩を返したいという気持ちで一生懸命働いています。
- ※たくさん助けてもらったので、今後、もし誰かに困ったことがあったら自分が代わる、いつでも駆けつけるという意識でいます。
妊婦の声「こんなことがうれしかった!」

平成27年度「宿泊業における女性労働者の妊娠中における母性健康管理に関するアンケート調査」自由記述、「ヒアリング調査」より女性労働協会




