企業の担当者として…働く女性として…
いつ、何をすればいい?

~妊娠スケジュールに沿って~

「社員が妊娠したけど…」、あるいは「自分が妊娠したけど…」いつ、何をすればいい?と困ったことはありませんか?
このページでは、女性社員が妊娠してから出産に至るまで、段階を追って、法に沿った取り組みを紹介しています。
人事労務担当者や管理職の皆様には、妊娠中の女性労働者の母性を守るため、企業に対して義務付けられている母性健康管理制度をご確認いただき、また女性社員の皆様には、赤ちゃんが生まれることの喜びを感じながら、より豊かな生活を送るための、働く女性の妊娠・出産について法律で定められていることをご紹介します。
妊娠中の働く女性に対するさまざまな法令
~妊娠スケジュールに沿って~
※ここでご紹介している措置については、特に妊娠周期に関わらず受けることができます。
妊娠初期(4~15週)
見た目はあまり変わりませんが、身体の中では新しい命が成長し、体調も急激に変化を始めます。
この時期に多く見られる症状
つわり、お腹が張る、腰が重く感じる、トイレが近くなる、便秘気味になる、など
勤務時間中の健診(均等法第17条関係)
「健診に行きたい」と言われた…
・対象になる健康診査は?
・受診回数に決まりはあるの?
・医療機関等への往復時間も含めていい?
健診に行きたいけれど…
・勤務時間中に行ってもいいの?
・受診回数に決まりはあるの?
・受診時間は有給?無給?
通勤緩和(均等法第18条関係)
「通勤緩和」の相談があった…
・主治医の指導内容を正確に知りたいから、できれば口頭ではなく、書面で示してほしい…
・具体的にどんな措置を講じればいい?
医師から「通勤緩和」の指示があったけれど…
・どのように会社に伝えればいいの?
・具体的にはどんなことが認められているの?
妊娠中期(16~27週)
つわりもおさまり安定期に突入。赤ちゃんの成長とともにお腹がふくらみ、身体の負担も増えます。
この時期に多く見られる症状
貧血、手足や顔がむくみやすい、など
休憩に関する措置(均等法第18条関係)
「休憩」についてはどうすれば…
・具体的にどんな措置を講じればいい?
・休憩場所について、椅子に座る以外で工夫できることはないか?
仕事中疲れてしまう…
・休憩回数を増やしてもらいたいけど…
・休憩時間を延長してもらいたいけれど…
・シフト制だから、やっぱり決まった順番でとらなきゃいけないよね…
危険有害業務の就業制限(重量物、他)
(労基法第64条関係)
妊婦に薬品を扱う業務をさせてよいのか?
・危害有害業務とは具体的にどんな業務のこと?
妊娠しても薬品は扱える?
・危害有害業務とは具体的にどんな業務のこと?
妊娠後期(28~40週)
ひと目で妊婦とわかる体型に。身体の負担はピークに達します。
この時期に多く見られる症状
背中や腰が痛む、胸やけがする、動悸・息切れ、トイレが近くなる、など
軽易業務転換(労基法第65条関係)
見るからに身体がきつそう…
・妊婦にこの仕事、負担は大丈夫かな…
・妊婦にはどんな仕事をしてもらえばいいのだろう…
お腹が大きくなって、仕事がきつくなってきた…
・長時間の立ち仕事でつらい…
・重いものを持ち運ぶことが多くて、赤ちゃんが心配…
時間外労働、休日労働、深夜業の制限
(労基法第66条関係)
職場が人員不足で忙しい…
・残業や休日出勤をお願いしたいけど…
・深夜の遅番は大丈夫かな?
職場が人員不足で忙しい…
・残業はしなきゃいけないよね…
・休日出勤も断れないよね…
出産
知っていますか?
「母性健康管理指導事項連絡カード」のこと

「母性健康管理指導事項連絡カード」(以下、「母健連絡カード」とします。)とは、仕事を持つ妊産婦の方が医師等から通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、その指導内容が事業主の方に的確に伝えられるようにするために利用するものです。
女性労働者からこの「母性健康管理指導事項連絡カード」が提出された場合、事業主の方は「母健連絡カード」の記載内容に応じた適切な措置を講じる必要があります。

企業ご担当者の方 働く女性の方