小売業で働くみなさまへ 休憩について

小売業界は妊娠を問わず長時間におよぶ立ち仕事が毎日続いています。
通信調査では、休憩回数や満足度など、休憩についても聞きました。
調査結果と合わせて、専門家のアドバイス、休憩場所の工夫をご紹介します。

身体への影響

1日の休憩回数は「1~2回」、休憩時間は「1~2時間」がいずれも約8割を占めています。
休憩時の姿勢は「椅子に座っていた」が最も多く、休憩の満足度は「十分にとれなかった」(49.2%)が「十分にとれた」(47.5%)をわずかに上回っています。

図1:1日における休憩回数/図2:1日における休憩時間
図3:休憩時の『姿勢』/図4:休憩に対する満足度
  • 妊婦の声 こんなことがつらかった
    休憩の回数も1日1~2回で、妊娠前とあまり変わりませんでした。/休憩はシフトや就業規則に沿った順番でとることが多く、とりたいと思った時にとれませんでした。/休憩中はずっと椅子に座っていました。足を延ばすことができなくてつらかったです。

専門家のアドバイス

身体がつらくても「休憩がほしい」となかなか言いづらいものです。しかし、「無理をした挙句に突然の入院」ということになってしまったら、職場に大きな迷惑をかけてしまいます。
妊娠中のスタッフは自分の気持ちを素直に伝えること、また、周囲は本人がつらいと言わなくてもそのつらさを意識し、配慮する気持ちを持つことが大切です。

  • ・つらいと感じたら、適宜休憩をとることができる環境を整えましょう。
  • ・妊娠中の体調には個人差があります。妊娠中のスタッフには日頃から声をかけて体調を確認しましょう。

身体への影響を軽減・なくす方法

妊娠している女性従業員に休憩を推進していたり、休憩場所の新設や拡充などを行わずに休憩スペースの工夫を行っている事例をご紹介します。

  • 休憩場所の工夫事例

    バッグヤードで椅子に座る

    休憩室まで行くのも辛いと思うので、バックヤードに椅子を持ち込み、時間に関係なく休憩させています。(百貨店)/つらく感じた時は裏で事務作業を行いました。すぐに座れるのがよかったです。(百貨店)

    休憩室で横になれる環境が整っている

    休憩室に横になれるソファが設置されているので、つらいときは横になって休んでもらうことができます。(スーパー)/畳のあるチェッカー室で横になりました。(スーパー)
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  • 厚生労働省雇用均等・児童家庭局
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