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母性健康管理に関する用語辞典

妊娠による子宮の増大により直腸・肛門が圧迫されてうっ血し、痔が発症しやすい。

【措置】
長時間の立作業、同一姿勢を強制される作業の制限又は横になっての休憩
●症状が著しい場合には、座作業と組み合わせるなどで長時間の立作業を制限する、同一姿勢を強制させる作業を改善又は制限する、休憩時には横になれるような配慮を行うなどが必要。
【自覚症状】
腫れによる痛みや排便痛、排便時出血など。
【特に注意すべき作業例】
長時間の立作業(調理員、販売レジ係、工場でのライン作業、美容師など)、同一姿勢を強制される作業(車の長距離運転手など)
【症状が起こりやすい時期】
妊娠後期に発症することが多く、特に妊娠回数を重ねるに従って発症しやすくなる。
【時間外勤務】
原則として不可
【交代制勤務】
上記のような配慮ができれば可

*出典:女性労働協会「母性健康管理ガイドブック」

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