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働きながら安心して妊娠・出産できる職場をめざして

職場づくりのポイント 「妊娠は病気ではないんだから、特別扱いする必要はないだろう」…それでいいのでしょうか?

「お互いさま」の職場づくり

妊娠は病気ではありませんが、通常とは違う特別な状態にあることを職場全体として認識する必要があります。
職場の上司、先輩、同僚、そして妊婦も、皆が「お互いさま」の精神で助け合えるよう、日頃から職場のコミュニケーションを大切にし、同じ職場で働くスタッフ一人ひとりが母性健康管理への理解を深め、職場全体に意識を醸成させていくことが重要です。

上司として
妊娠の報告を受けたら、まず「おめでとう!」と祝福し、女性労働者の気持ちを和らげましょう。また、働き方に関わらず制度を使って仕事を続けられることを伝え、「出産後、待っているよ」と復帰への期待を伝えましょう。
先輩として

急な体調不良や通院時には、シフト変更など可能な範囲で柔軟に対応しましょう。つらくても言い出せず我慢しているような時は、休憩を促してあげましょう。また、困り事や悩み事を気軽に相談できる雰囲気づくりに努めましょう。

同僚として
「体調大丈夫?」と日頃から声をかけ、つらそうな仕事は率先して代わってあげましょう。また、作業の軽減や免除の配慮を受けたり、休んだりして申し訳なく感じている様子の時には、普段と同じように明るく接してあげましょう。
妊婦として

助けてもらうことを当たり前と思わず、できることは自分で行いましょう。また、周囲から受けた支援や配慮には、「ありがとう」という言葉で職場の皆に感謝の気持ちを伝えましょう。

妊婦の声「こんなことがうれしかった」

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