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職場における母性健康管理の推進 企業インタビュー

株式会社システムエグゼ

環境整備を進めるための推進体制

−女性の活躍推進の職場づくりにおいて、社内でどのように推進しているのでしょうか。

社長自らが女性活躍推進の取り組みの姿勢を示しています

会社の今後向かうべき姿として、社長自らがトップダウンで女性活躍推進の取り組みを大きく掲げています。新年の全体会議でも所信表明で女性の就労支援、女性が活躍できる働きやすい職場にすることを打ち出し、全社員宛にメールで伝えたり、各家庭に配られている社内新聞にも掲載し、周知を推進しています。社外に向けても、会社のホームページに女性活躍推進法一般事業主行動計画を掲載し、周知しています。
社内で規程の改定を行った際には、全社員が利用するグループウェアに掲載し、通知が行き渡るようにしています。

環境整備を進めるための職場づくり

−職場の雰囲気、環境づくりのために気をつけていることはありますか。

コンプライアンスを順守する姿勢を見せることが職場環境づくりにもつながっています

コンプライアンスを守る会社だという姿勢を見せることが重要だと思っています。社内での規律、情報セキュリティ等について、きちんとやる、まじめにやるという姿勢を見せ続けることで、妊娠の報告や制度の申し出がしにくいといった雰囲気もなく、男女の別なく社員一人ひとりが尊重され、認められる風土ができています。

−女性社員が妊娠、出産で休業に入った場合など、要員や業務の調整が必要になる時にはどのように対応されていますか。

プロジェクトごとに分担する作業量を調整し、現場とコミュニケーションをとりながら人事がバックアップします

現場の状況は千差万別で、数十人規模のプロジェクトから数人の小さいプロジェクトまであるので、業務の調整は現場ごとに行っています。
欠員が出たり、妊娠中、子育て中の社員の業務量を軽減するといった場合は、プロジェクトの中でここからここまではこの人が担当するといったように作業分担を明確にし、調整しています。
人事部としては現場の上司と打ち合わせをし、困っているという申し出があれば、部をまたいでの人事異動や新規採用などのバックアップを行います。あるいは、プロジェクト自体の業務量を上層部から調整することもあります。

−男性の育児休業などの制度の利用について、会社としての考えや取り組みを教えてください。

出産に立ち会うために、配偶者出産休暇制度を利用する男性社員が多いです

女性活躍推進の取り組みの中で定めている制度は、すべて男性も対象です。ただ、今はまだ男性で長期の育児休暇を取得した社員がいないため、まずは男性も使える制度なのだという意識を持ってもらうように、入社時のオリエンテーションや制度説明の際に、男性も使えるということを積極的に周知しています。
男性が利用できる制度としては、配偶者出産休暇制度があります。男性社員の配偶者が出産した時に有給休暇が2日付与されるという制度です。出産に立ち会うため、通常の有給休暇と組み合わせて利用する社員が多いです。

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