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働く女性の方

働きながら安心して妊娠・出産を迎えるために

働く女性の妊娠・出産体験談

実際に働きながら妊娠・出産を体験された、働く女性の生の声をご紹介します。

小見 奈保美さん

一正蒲鉾株式会社
小見 奈保美さん

  • ■平成8年入社。入社12年目。
  • ■現在は、品質保証部にて原材料の表示案作成や、
    包材フィルム・シールの原稿書き、商品仕様書等の作成を行なっています。
  • ■平成6年に1人目を出産、平成19年に2人目を出産。

妊娠が分かった時

──妊娠が分かった時、仕事(会社)の継続についてどのように考えられましたか。

保育所も設置されているので、辞めることは全く考えませんでした。

会社を辞めることは全く考えませんでした。保育所も完備されていますし、子育てしながらでも、十分に仕事が続けられる環境にあったからです。女性の先輩方も妊娠・出産を経て働き続けていたので、それも大きな励みとなりました。

──仕事(会社)を続けていくことに対して、どのような不安がありましたか。
また、その不安はどのようにして解消されましたか。

女性が働きやすい環境が整っていたので、子育てしながら働くことに対する不安はありませんでした。

当社は、女性が働きやすい環境が整っていたので、出産してからも仕事を続けていくことに対して、特に不安を感じたことはありません。

──妊娠中の就業に対して、ご家族はどのように理解、または協力がありましたか。(有り難かったこと)

主人が家にいるときは、家事を手伝ってくれました。

主人はいつも帰りが遅いのですが、家にいるときは家事を手伝ってくれました。また、体調が優れず家事ができないときでも、文句一つ言わず休ませてくれました。

母性保護の法律について

──母性健康管理を守る法律があることを、どのような機会に知りましたか。

イントラネットを閲覧したり、社内の人に聞いたりして教えてもらいました。

社内のイントラネットで規定集を見たり、社内の人に聞いたりすることで知ることができました。 相談したいことや不明点があれば、すぐに周囲の方や総務担当者に聞いて解決しました。

──会社には、妊娠・出産に関するどのような制度がありましたか。
また、会社からの情報で有り難かったことはどのようなものでしたか。

保育所を無料で利用できたので、すぐに復職することができました。

やはり、無料で利用できる保育所があったことが心強かったですね。出産を経験した先輩からも、出産後の手続き(給付金の申請など)について、いろいろ情報を教えてもらったので助かりました。

会社での過ごし方

──妊娠について、どのようなタイミングで会社に申し出されましたか。それはなぜですか。

万が一のことを考えて、妊娠が分かった時点で報告しました。

万が一のことがあってはいけないので、妊娠が分かった時点ですぐに上司に報告しました。

──妊娠の申し出から産後職場復帰に至る社内システムの、どのような点が良かったと感じましたか。

煩雑な手続きを行う必要ない点が良いと思います。

当社は、妊娠の報告から、育児休暇取得の準備、さらには保育所利用の手続きに至るまで、特に煩雑な手続きの必要もなく、直属の上司に申し出るのみでスムーズに行うことができる点が良いと思います。

──職場への配慮で心がけたことがありますか。それはどのようなことですか。また、職場から受けた配慮で嬉しかったのはどのようなことでしたか。

育休中には、職場仲間がメールで情報を送ってくれたので心強かったです。

私の場合、幸いなことに妊娠中も体調が良く、普段と変わらず働くことができたので、特に配慮したことはありません。嬉しかったことは、産休を取得する前と出産後に職場へ挨拶に行った時に、上司や同僚が温かい言葉をかけてくれたことです。育児休暇中は、長く職場を離れることに対して不安を感じることもあったのですが、同僚がメールで職場の情報を送ってくれたので、とても心強かったです。

妊娠中の健康管理

──妊娠中、ご自身の健康管理で気をつけたことはありますか。

妊娠中も体調が良く、足を伸ばせる休憩室もあったので、特に辛いことはありませんでした。

妊娠中も体調は良かったので、特に気をつけたことはありません。車通勤なので、朝晩のラッシュにもまれることもありませんでしたし、会社には足を伸ばすことができる畳の休憩室もあったので、辛い思いをしたことはありませんでした。

──母性健康管理指示連絡カードの存在を知ったのはいつですか。

平日でも休みを取ることができるので、母性健康管理指示連絡カードを利用して申請する必要はありませんでした。

母性健康管理指示連絡カードについては、今回話を聞くまで知りませんでした。健診等でお休みをもらうときも、4週8休のシフト制なので、うまく健診に合わせて休みを取ることができました。そのため、特に母性健康管理指示連絡カードを利用して、申請する必要がなかったからです。当社は、平日でも気兼ねなく休むことができるので、市が主催している母親学級などに参加して情報を得ることもできました。

職場復帰

──職場復帰や出産後に利用した社内制度は何ですか。

育休終了後は、すぐに子どもを社内保育所に預けて復職しました。

1年間の育児休暇を取得したのち、すぐに子どもを社内保育所に預けて復職しました。ゼロ歳児から預けられるのが大変助かります。現在、上の子どもは地元の幼稚園に通っており、祖父母が面倒を見てくれているので保育所には預けていません。

働く女性へのメッセージ

──働く女性へのメッセージをお願いします。

仕事と家庭を両立することで、うまく気分転換することができます。

たまに、仕事と育児の両立に疲れたときは「仕事を辞めようか…」と考えることもあります。しかし、学生時代の同級生や、周囲の方から「そんな恵まれた環境なのに辞めるのはもったいない!」と言われて思いとどまります。たしかに、30歳を過ぎて正社員で働こうと思っても、良い働き口はなかなか見つかりません。

当社には、保育園も完備されており、仕事を続けていける環境が整っているので「疲れた」という理由で辞めてしまうのはもったいないと思って踏ん張っています。

育休を取得するまでは可能でも、子どもの預け先を探すのに時間がかかったり、費用がかかったりして、なかなか思うように職場復帰できていない人も多いですよね。その点はとても恵まれていると感謝しています。 また、仕事で煮詰まったときは家庭、家庭が息苦しくなったときは仕事、というようにうまく気分転換できることも、仕事を続ける大きなメリットです。

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