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■姿勢・動作の特徴 |
| 前屈み | 腹部への圧迫 | ・子宮への血行不良 ・子宮収縮に伴う切迫症状 ・子宮の軽い圧迫 |
妊娠中期以降 | ・立位保持困難者は免除する ・介助があまり要らない人の担当とする ・2人組で負荷の少ない作業の担当とする |
| しゃがみこみ | 腹部への圧迫 | ・子宮への血行不良 ・子宮収縮に伴う切迫症状 |
妊娠中期以降 | ・立位保持困難者は免除する ・介助があまり要らない人の担当とする ・2人組で負荷の少ない作業の担当とする |
| 足元の不安定さ | ・転倒によるケガなど |
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| 立作業が長い、多い | 無理な立位姿勢 | ・腰痛 ・子宮収縮に伴う切迫症状 ・体力の消耗 |
妊娠中期以降 | ・立位保持困難者は免除する ・早めに小休止をとれるようにする ・足台を補助する |
| 臭い(排泄物、芳香剤など) | 臭気過敏 | つわりの誘発 | 妊娠初期(つわり) | マスクの着用を許可する |
| 介助場所の狭さ | 無理な姿勢 | ・腰痛 ・転倒などによるケガ |
妊娠中期以降 | ・状況に応じて交代する ・無理な姿勢を取らない工夫を図る |
| 腹部があたる | 子宮の圧迫 |
■できる限り、見守りや検品、業務日誌の入力など、身体への負担が軽い代替業務を行うようにすることが必要です。
■妊産婦の職員が行う場合は・・・
トイレまでの誘導などを担当させ、移乗介助や体を支えるといった直接介助は避けるようにしましょう。
体調や無理が生じていないかなど、こまめに声をかけて確認するようにしましょう。
■切迫早産や妊娠浮腫、腰痛症などの症状が発生した場合は、身体への負担が軽い業務に転換したり、主治医等から指導に基づいた措置を講じたりしましょう。
妊娠経過の状況によっては、身体への負担を軽減することが望ましいですが、ここに示す対応例は母性を過剰に保護するものではなく、また、働く機会を必要以上に狭めるものではありません。
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