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![]() 育児だけでなく妊娠・出産にも夫の家事参加が重要 ![]() 小畑泰子 委員 今回特徴的だったのは、夫の家事・育児の参加と早産との関連についてです。これまですべて身体的負担の大きい業種を対象としてきましたが、今回の情報サービス業では、身体的負担でなく、労働時間や精神的な負担が問題となりました。 ![]() ●尾形委員 確かに、男性の育児休業は一週間以内の短期間というところが多いですが、私もそれが何も意味がないとは思いません。短期間でも育児休業を経験する中で、妻が家事と育児を同時にする大変さに気づくと、その後も家事育児に参加するようになりますから。その気づきがないと、育児休業中の妻に対して家で休めていいなあというだけで終わってしまいます。 ●中林座長 まずは、妻が家事育児をしていることの大変さを夫が理解することが大切だということでしょうか。 労働時間の問題は、「長さ」だけでなく、 ![]() 池田心豪 委員 母性健康管理の対応としては、業務負荷から妊産婦を保護することと、そのために労働時間管理を意識的に行うことが基本です。情報サービス業の場合は、妊娠に至るまでのハードルが結構あり、妊娠に至らずに辞める、ないしは子供を産まない選択をするケースも少なくありません。 それから、労働時間問題を考える上での最近の考え方として、長くないけれども負荷が高いといったようなことを労働時間の「質」と言っています。今までは、労働時間が長いことが問題視され、長いから短くしましょう、休みましょう、となっていました。ですが、たとえ1時間働いてもその1時間が健康に対してあまり影響のない1時間と影響度が大きい1時間では、労働時間の「質」に違いがあるのです。 ●中林座長 職場でストレスチェックが義務付けられるようになりました。それでチェックすると高い値が出てくる人がいます。労働時間ではなくて人事関係の問題とか色々な不満とか、そういうものが多い人はストレスの値も高く出てくるようですね。 女性にやさしい職場づくりは、家族、企業とつながっている ![]() 尾形和昭 委員 今回、女性労働者の妊娠・出産に関しても男性の家事・育児参加が調査項目に入り、非常にフォーカスが広がったと思います。 ![]() ●中林座長 今日はありがとうございました。 |
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