働く女性の心とからだの応援サイト > 妊娠出産・母性健康管理サポート > 専門家がお答えします> つわり等で働けないことを上司・同僚から責められて精神的につらい! |
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![]() ![]() つわり等で働けないことを上司・同僚から責められて精神的につらい! 現在妊娠中で、具合が悪い日が続いています。つわりがひどく、医師の診断により1か月間、自宅療養したこともあり、上司や同僚から「あなたの尻ぬぐいをしなければならない」、「あなたのせいで皆が迷惑している」など毎日のように言われています。療養明けも「休んだ分、頑張る姿勢を見せろ」と1人ではできない量の業務を命じられました。 ![]() まずは会社の相談窓口に相談しましょう。すべての事業主は、上司・同僚が職場において、妊娠・出産等、育児・介護休業等をした労働者の就業環境を害する行為(妊娠・出産等、育児・介護休業等に関するハラスメント)を防止するため、相談窓口を設置する等の措置を講じることを義務付けています。 平成29年1月1日より男女雇用機会均等法と育児・介護休業法が改正され、すべての事業主に、上司・同僚が職場において、妊娠・出産等、育児・介護休業等をした労働者の就業環境を害する行為(妊娠・出産等、育児・介護休業等に関するハラスメント)を防止するため、相談窓口を設置する等の措置を講じることが義務付けられました。まずは会社の相談窓口に相談しましょう。相談窓口がわからないようであれば、通常は人事労務担当部門のことが多いと思われますので、人事労務関係の部署に問い合わせをするとよいでしょう。妊娠・出産等、育児・介護休業等に関するハラスメントが現実に生じている場合だけでなく、その発生のおそれがある場合や、妊娠・出産等、育児・介護休業等に関するハラスメントに該当するか微妙な場合であっても広く相談に対応することも事業主に義務付けられていますので、現在抱えている問題をお話しされることが、早急な問題解決の第一歩となります。 会社の相談窓口に相談しても対応してくれない場合は、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)にご相談ください。 また、あなた自身が周囲と円滑なコミュニケーションを図りながら自身の体調等に応じて適切に業務を遂行していくことも重要です。急な休みに備えて早めに業務を進める、上司・同僚と業務の進捗状況を共有する、産休・育休に向けて作業マニュアルや引継書(業務引継書例(Word))を作成するなど、周囲が困らないように工夫しましょう。日頃からコミュニケーションを取り、急な休みにも対応できるよう準備をしておくと、周囲の理解や協力も得やすいはずです。 |
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