膀胱炎 ぼうこうえん
妊娠中は非妊娠時に比べ膀胱に雑菌が侵入しやすく、膀胱炎になりやすい。軽症の膀胱炎の場合には水分を十分に取るとともに抗生物質投与などの治療により軽快する場合もあるが、労働負担の軽減等が必要となる。また高熱を伴う膀胱炎や腎盂炎では入院加療が必要となる。
軽症
措置
負担の大きい作業、長時間作業場所を離れることのできない作業、寒い場所での作業の制限
- ●症状に応じて作業時間の短縮(例えば食事休憩をはさみ午前午後3時間程度の作業時間にするなど)を行い、体力を消耗させないことが必要になる。また休憩時には横になって休めるような施設面での配慮が望ましい。
- ●寒い場所とは、単に低温作業場のみを指すのではなく、冷房や足下の気流などにより本人が寒いと感じる場合などがすべて該当し、服装や膝掛けなどでの調整でも対応が困難な場合には一時的な配置転換を行う。
- ●発症予防のためにも尿意を感じたときに職場離脱が可能な体制を配慮する。
自覚症状
頻尿や排尿時痛、残尿感、発熱など。
特に注意すべき作業例
長時間作業場所を離れることのできない作業(工場でのライン作業、窓口での接客業務、販売レジ係など)、寒い場所での作業(冷凍食品製造工場、寒冷時の屋外作業や外勤営業など)
症状が起こりやすい時期
妊娠各期で生じる。
時間外勤務
原則として不可
交代制勤務
原則として不可
重症
措置
休業(入院加療)
*出典:女性労働協会「母性健康管理ガイドブック」
母性健康管理に関する用語辞典 トップへ



