介護施設で働くみなさまへ

介護施設での対応例 こんなふうに工夫しました!

シーツ交換

  • ・見守りなどの介助量の少ない業務に就いてもらう。
    全員で交換作業を行っている訳ではないので、1日の業務采配を決める時に配慮している。
  • ・その人の体調に応じて調整をしている。
  • ・補助員として対応してもらう。
  • ・前屈姿勢で負担がかかるため妊娠中期から免除し、見守りなどを担当。
  • ・ベッドの高さを上げて、体勢に工夫して実施。

トイレ介助

  • ・立位保持困難な方は免除。つかまっていても不安定で、転倒の危険性があり、
    腹部に負担がかかるため。事故リスクも高くなる。
  • ・車いすからトイレへの移乗を要する利用者は免除。
  • ・体を支える、持ち上げる動作は他の職員が対応し、身体的負担の無い方の介助を担当。
  • ・前屈姿勢で負担がかかるため妊娠中期から免除し、誘導を担当。

おむつ交換

  • ・2人介助など負担のかかる方は身体的負担が大きいため免除。
  • ・抱えてできる場合は行う。臭いなどでできない場合は免除。
  • ・前屈姿勢で負担がかかるため妊娠中期から免除。
  • ・体が曲がりすぎて力がいる利用者や体重が重い利用者など体を動かすのが大変な利用者の場合は、他の職員が対応。
  • ・介護抵抗の強い方を除き対応。介護抵抗の強い方の場合、腹部を蹴られたり、殴られたりする可能性があるため。

入浴介助

  • ・自立度の高い利用者には負担のない範囲で行ってもらい、移乗等が必要とされる場合は免除。
  • ・浴室内は他の職員で対応し、着替えなどを担当。
    体を冷やすなど負担になるため。
  • ・妊娠初期〜中期までは誘導を担当。妊娠後期は前屈姿勢や3階までの階段の上り下りによる負担があるため免除し、見守りを担当。
  • ・足下が滑りやすいため、できるだけ制御しながら対応する。

移乗・移動介助

  • ・2人での移乗介助は足側を担当。
  • ・身体的負担が避けられないため、全介助の方の移乗介助は免除。
  • ・他の職員と交代で対応。
  • ・重い方を持ち上げるといった危険性のあるものはできるだけ避ける。
  • ・車いすでの移動介助や転倒などのリスクが少ない歩行介助は行う。
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