企業の健康支援に対する考え方について
- 従業員の健康支援に取り組むことになったきっかけを教えてください。
2018年から健診データを徹底分析して、全拠点の全従業員の健康状態を把握したことがきっかけです。産業医の先生にも協力していただきました。
それまでは紙ベースで健康診断の結果を集めていたのですが、全社の健康診断結果を電子データ化する仕組みを整え、労務厚生部と産業医が社員の健診結果をデータでみられるようになりました。弊社専任産業医から指標をもらい、弊社データと以下の世間一般データで、性年代別にエクセルで比較分析しました。
【参考:フォーマット見本(PDF)】- 生活習慣_世間水準DATA_国民栄養健康調
- 人間ドック学会
- 健康保険組合連合会
生活習慣(運動習慣・喫煙状況)は別途アンケートを年に1回取って分析しています。
それまでの紙ベースでは集計が各拠点任せでしたが、データ化により傾向を分析ができる土壌ができました。- 健康支援に対する企業の理念や基本的な考え方を教えてください。
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企業理念の<経営方針III>従業員と家族の幸福「互いに尊敬しあう企業風土と、各人の能力を発揮できる職場環境を創造し、従業員と家族の物心の幸福を実現する」に基づき、「健康経営宣言」を掲げています。
従業員の心身の健康が、個々人の生活の基盤であるとともに、会社の大切な財産、経営の基盤であることを明示して健康経営を推進しています。ケーブルテレビは地域密着の事業です。従業員だけでなく、家族、地域を健康で幸福にしていくことを目指しています。