[症状2]
貧血になりやすい
妊娠中は分娩時の出血に備えて血液量が増えますが、赤血球数は簡単に増加しないので、相対的に血液が薄くなります。
加えて、赤ちゃんへ鉄分を補給するため母体の鉄分が不足気味となるため、貧血になりやすくなります。
[過ごし方のポイント]
貧血に伴う立ちくらみや疲労感・脱力感がある場合は、症状が落ち着くまでひと休みしましょう。
長時間にわたる立ち作業や外勤営業など歩き続けるような場合は、座ってできる作業を取り入れる、座ってできる作業に変わってもらう、休憩をこまめに取るなどしましょう。
[職場の方へのアドバイス]
上記のような作業については産業保健スタッフとも相談して負荷軽減を工夫してください。
[こういう時はすぐに受診を]
動悸や息切れ、立ちくらみや疲労感・脱力感が続くなど、貧血の症状がひどい場合は、主治医の診断を受け、主治医の指導に基づいた措置を講じてもらいましょう。
※主治医等からの指導事項を会社にきちんと伝えることができるよう、主治医等に「母性健康管理指導事項連絡カード」に記入してもらい、会社に伝えることも効果的です。
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