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母性健康管理に関するQ&A

みなさまからよく寄せられるお問い合わせをご紹介し、その質問、疑問にお答えいたします。

産業医について
Q 産業保健スタッフとは誰のことを指すのでしょうか?また、産業保健スタッフの役割について教えてください。
A 産業保健スタッフとは、産業医、衛生管理者、保健師等を指します。
「産業医」……… 医学を背景として職場や働く人の健康面からアプローチする形で産業保健活動を推し進めます。
「衛生管理者」… 産業医、保健師の助言、指導等を踏まえ、具体的な健康教育の企画、立案及び実施、職場環境の評価と改善を行います。
「保健師」……… 産業医と協力しながら、看護学及び産業医学を背景として働く人の生活や内面からアプローチする 形で産業保健活動を推し進めます。
Q 産業医を選任する必要がある企業とはどの程度の規模の会社ですか?
A 労働安全衛生法第13条では、一定規模以上の事業場については、『産業医』を選任し、労働者の健康管理等を行うこととなっています。
事業場規模ごとの産業医の選任の基準は以下の通りです。
従業員数(常時)
50名以上(嘱託産業医可1名)
500名以上、有害業務有(専属産業医1名)
1,000名以上(専属産業医1名)
3,001名以上(専属産業医2名)
Q 産業医を紹介してくれるところがありますか?どこに相談すればいいでしょうか?
A 地域産業保健センターは、産業医等の名簿を作成し、情報提供しています。
詳しくは、各都道府県労働局、地域産業保健センターにお問い合わせください。
Q 産業医を選任する場合、なにか条件があるのでしょうか?
A 労働安全衛生法第13条では、産業医は、労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について厚生労働省令で定める要件を備えた者でなければならないとしています。要件は、以下のいずれかを備えた者としています。
1. 厚生労働大臣の定める研修(日本医師会の産業医学基礎研修、産業医科大学の産業医学基本講座)の修了者
2. 労働衛生コンサルタント試験の保健衛生区分の合格者
3. 大学において労働衛生に関する科目を担当する教授、准教授、常勤講師の経験のある者
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