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美容業で働くみなさまへ

職場づくりのポイント

お店にとって、確かな技術で多くの顧客から信頼を得られる女性美容師を育成していくことはとても大切なことです。
そのためには、経営者が女性美容師を単に働き手としてだけでなく、長い目で見守っていくことが必要です。
各種支援制度も活用しながら、女性美容師がスムーズに職場復帰できるような職場環境を整えていきましょう。

Point1 女性美容師が報告相談しやすい雰囲気作り

妊娠中はさまざまな症状や体調の変化が生じ、妊娠した女性美容師は、自分の身体はもちろん、仕事との両立に大きな不安を抱えています。特に妊娠初期は、外見の変化がないため周囲も気づかず、妊婦はつらいと思っても言い出せず、無理をしがちです。
このため、経営者は日頃から職場のコミュニケーションを大切にし、妊娠のことや業務への対応など、出産経験のある先輩美容師に気軽に相談できるよう、職場の雰囲気づくりにつとめましょう。

Point2 「お互いさま」と自然に思い合う職場づくり

妊娠中の女性美容師は、周囲から受けた支援や配慮に感謝の気持ちを伝え、自分でできることは自分で行う姿勢も大切です。
また、職場全体としても、美容師として働きながら、妊娠・出産を迎えることを当たり前ととらえ、妊婦を思いやる気持ちを自然に持てるよう、「お互いさま」の関係を築くことが大切です。
母性健康管理の趣旨や支援制度の内容についてミーティングの場などで取り上げ、お互いにサポートすることの大切さについて理解を促していきましょう。

支援制度

詳しくは、各種相談窓口等にお問い合わせください

産前・産後休業、育児休業について → お近くの労働局雇用環境・均等部(室)

産前・産後休業中の給付金について → 加入している健康保険機関

関連情報(日本年金機構)

育児休業中の給付金について → お近くのハローワーク

美容連合会の共済制度について → 全日本美容業生活衛生同業組合連合会

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